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こうした高級車を手に入れられるオーナーは経済的な余裕があり、保険会社の方もウェルカムだと思われるかもしれませんが、ユーザーが高額な保険料を支払うとしても、高級車の車両保険の支払いは保険会社の大きな痛手となってしまうため、ネット型保険の場合は車両保険金額が1,000万を超えるような高級車は保険契約を断れあれることが少なくありません。

この際の一定年数期間とは保険会社によって異なりますが、例えばS損保の場合は18年以上経過、M損保の場合は20年以上経過している車両は車両保険がつけられない制限があります。

初度登録から十数年経っているお車は車の時価額が下がり、十分な保険金額が設定できないことがあるのです。

型式別料率クラスとは、過去の保険金支払い額の統計から、車の型式ごとにリスクをクラス別に設定したものです。「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」の4つの項目があり、それぞれ1～17の数字で区分されています。(軽自動車の場合は1～3)

型式別料率クラスは毎年見直されます。自分が事故を起こしていなくても、同じ型式の車に乗っている人が事故を起こし車両保険を使った場合、更新時にはクラスが上がって保険料が高くなってしまうこともあります。

高級車やスポーツカーなどは料率が高く、事故リスクが高いとみなされ、車両料率クラスが最大の17クラスに当てはまる場合が多く、ネット型保険では引き受けが断られることが多いのです。